私は今日、29歳になった。
20代終わりの始まりだ。
「まだ20代か」と捉えるか、「もう30代に突入するのか」 のどちらで捉える人が多いんだろう。
因みに私は後者だ。
思えばキラキラした日常とは程遠い人生だった。
「え、このブログ何?遺書?」
と思わせるような書き出しだが、安心して欲しい。
ただ、20代ラストになってナーバスになっているだけだ。
これまで、割と楽観的に自由に生きてきたが、30代目前になって漠然とした不安が生まれてきてしまった。
私は今現在、未婚・子なし・実家住みの三銃士が揃っている。終いには、恋人もいない。四重奏の出来上がりだ。
かと言って結婚をしたい訳でもなければ、恋人が欲しい訳でもない。勿論、子供もだ。
では、今の自分が一体何を求めているのか。
今、ハマっているドラマに登場する人物の言葉を借りるとしたら、「恋がしたい訳では無い。オムツパートナーが欲しい」と、言う事だ。
今はまだ若いし手足も動く。元気に一人でやっていけると息巻けるが、これでもし歳を重ねて手足の動きが鈍くなったら?トイレもままならなくて、一人でおしりさえも拭けなくなったら?
一時期は、お金を貯めて老後は老人ホームに入居すれば良いだろうと考えた事もあった。
けれど、一緒に支え合える相手がいないのは、やっぱり寂しい。
これまで色々なオタクをしてきた。
中学生の頃、友人の影響でヴィジュアル系にハマり、22歳まで追っかけバンギャをやってきた。バンギャを上がったのは、好きなバンドが解散したのがきっかけだ。
その後、22~25歳までは2.5次元俳優の追っかけをして、とある事をきっかけに3年程は追っかけはお休みした。
そして今は、オカルト系YouTuberを追いかけている。
因みに俳優の方は、会いたくなったら現場へ足を運ぶ程度には落ち着いた。
3次元を追いかけている傍ら、2次元のオタクもしている為、生活はある意味充実はしている。
めちゃくちゃ楽しい。この一言に尽きる。
そんな楽しさと引き換えに、20代の時間とお金は全て趣味に使ってきた。
そりゃあ30代目前になったら、不安も膨れ上がるのは当然だ。
このままの人生で本当にいいのか、と。
なるようになれ精神で生きてきた私には分からない。
実家を出るだけでも変わるかもしれない。
言ってしまえば、私の城。私だけの空間。
気も楽だし、最高じゃないか。
だけど、重い腰が上がらない。
何故かって?
母ちゃんが作る飯が一番美味いからだ。
良いレストランで食べるご飯より、ママ's飯の方が数億倍美味い。胃袋ガチ掴みだ。
それと、お金の面で心配事があるのでそれを解消してから、動きたいのもある。
どうしようもない娘でごめんねとも思う。
大人になれないままで情けない。
けれど、どんな自分になりたいのかも未だに分からない。
今年はどうにか変わりたいなぁ…と思い、思いきって誕生日にブログを始めてみた。
変われますように。頑張れ、私。今日も一日息しているだけで偉い。
そんな今日も推しがいる現場へ足を運ぶ。